交流会で効果的な自己紹介とは。
交流会での自己紹介。
なかなか悩ましいですよね。
急に振られると、
「えっ、聞いてない!想定外、、!!」
「何を話そう……!」
「変なこと言ったらどうしよう」
と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ちなみに中村はめちゃくちゃに焦ります。
でも、安心してください。
自己紹介は、完璧に話すことが大切なのではありません。
交流会で好印象につながる自己紹介のコツを、テンプレートではなく「押さえるべきポイント」という形でお伝えします。
心に残る自己紹介とは
自己紹介の目的は、「自分はこんなにすごい人間です!」とアピールすることではありません。
まず大切なのは、場をやわらげて、相手に安心してビジネスチャンスを掴むことです。
たとえば、
「営業をしています」
「デザイナーをしています」
「税理士をしています」
だけで終わってしまうと、どうしても印象に残りにくくなります。
「へー。そうなんですね。」
の先につながりにくいです。
もちろん職業を伝えることは大事ですが、それだけだと会話のきっかけには直結しないですよね。
「なんか〜自分○○系の仕事やってます。そっち系で、もし何かあればよろしくっす。」
みたいな自己紹介は一番よくないです。ビズネスマッチング交流会なので、最初の誠実さはとても大事です。
逆に、たとえあがり症でも、話し下手でも、一生懸命にコミュニケーションを取ろうとしている人は信頼されやすいものです。
むしろ、少し緊張しているくらいの方が、「この人きっと今、めちゃくちゃ頑張って自己紹介してるんやな。誠実そうだな」と感じてもらえることもあります。
流暢に話せることよりも、まっすぐ伝えようとする姿勢。
それが、心に残る自己紹介につながります。
基本は「大きな声」と「はっきり話すこと」
まず何より大切なのは、もじもじせず、はっきりと話すことです。
赤面しても大丈夫です。
汗をかいても大丈夫です。
噛んでも、どもっても、全く問題ありません。
大切なのは、「ちゃんと自分を伝えよう」という姿勢です。
逆に、声が小さくてぼそぼそ話してしまうと、それだけで印象が伝わりにくくなってしまいます。
不思議なもので、堂々と大きな声で話すだけでも、ぐっと感じよく見えるものです。
こうした考え方は、よく「メラビアンの法則」として知られています。
(人の印象は見た目や表情などの視覚情報が55%、声のトーンや話し方などの聴覚情報が38%、言葉そのものの内容が7%が影響するとされる考え方です。)
もちろん中身が大切なのは大前提ですが、交流会のような短い時間では、まず「伝わり方」がとても重要です。
だからこそ、最初の自己紹介では、完璧な内容よりも、大きな声ではっきりと話すことを意識してみてください。
ストレートに、自分の強みをひとつ伝える
自己紹介では、まず自分の「ストロングポイント」をひとつ、まっすぐ伝えるのがおすすめです。
たとえば、
「コピー用紙などの備品コスト、今より安くご提案できます」
「保険の見直し、無料で損をしないような設計になっているか診断します」
「助成金に強いです!」
「補助金に強いです!」
「この業界で○○年やっています!」
「SNSまわりのことなら気軽に相談してください!」
「女性向けデザインが得意です!」
「スピード対応には自信があります!」
「品質にはかなりこだわっています!」
といった形です。
大切なのは、全部を盛り込もうとしないことです。
あれもこれも伝えようとすると、かえって印象がぼやけてしまいます。
「自分は何の分野で役に立てるのか」
「その中でも、何を頼まれたら強いのか」
これをひとつだけ、わかりやすく言えれば十分です。
まだ実績に自信がない方でも、
「熱意は誰にも負けません!」
「フットワークの軽さには自信があります!」
といったストロングポイントでも大丈夫です。
実績だけが強みではありません。人柄や姿勢も、立派な強みです。
変化球をひとつ入れると、人間味が出る
強みをストレートに伝えたら、そこに「変化球」をひとつ加えると、一気に親しみやすさが出ます。
この変化球とは、笑える欠点や、ちょっとした失敗談のことです。
たとえば、
「定食屋に行くと、つい大盛りにしてしまいます。ちなみに痛風です。」
「この通り頭は控えめですが、行動力はあります。(禿げている方)」
「痔です。今も少しお尻を浮かせています。」
「方向音痴なので、たまに駅で迷います。ついさっきも〜」
「休みの日は出かけようと思いながら、結局Netflixばかり見てしまいます。どうしたらいいでしょうか!」
「実は先日、ガードレールで車すっちゃいました、、、!!」
このくらいの軽いひと言があるだけで、ぐっと人間味が出ます。
交流会では、かっこよく見せることや、完璧に見せることが目的ではありません。
ビジネスの場だからこそ、「ちゃんとしていそう」と「話しかけやすそう」の両方があると抜きん出るのです。
少しユーモアがあるだけで、その後の交流タイムでも話しかけてもらいやすくなります。
そして、自虐ネタはだれも傷つきません。
笑顔はこちらから出していく
自己紹介の順番が近づいてくると、
「うわ、やべー。緊張する……」
「早く終わってほしい……」
と思ってしまいますよね。
でも、実はみんな同じです。
自分だけが緊張しているわけではありません。
だからこそ、そこはむしろチャンスです。
強みをひとつ。
人間味のある変化球をひとつ。
そして、笑顔。
これだけで、自己紹介としては十分すぎるくらいです。
うまく話そうとしなくて大丈夫です。
相手に安心感を与えることができれば、その後の会話は自然とつながっていきます。
交流会の自己紹介は、自分を大きく見せる時間ではありません。
相手に「この人、ちょっと話してみたいな」と思ってもらうための最初のきっかけです。
少し緊張していても大丈夫。
声を出して、強みをひとつ伝えて、最後に笑顔を添える。
それだけで、交流タイムの話題はきっと広がっていきます。
自己紹介が苦手な方ほど、ぜひシンプルに考えてみてください。
完璧さより、伝わること。
それが、交流会で効果的な自己紹介のいちばんの秘訣です。