ビジネスマンはいつも、ファンキーでなければ、
交流会や、経費削減・コストカットの仕事をしていると、実にたくさんの人と出会います。
本当に、いろんな方がいます。
明るい人。
前向きな人。
気持ちよく挨拶できる人。
話していて、こちらまで元気になる人。
こういう方と出会うと、やっぱり場の空気も良くなります。
交流会というのは、結局そういう“人の空気”が集まる場所だなと思います。
ただその一方で、最近ふと感じることがあります。
なぜか、かなり顔の暗い人に出会うことがあるのです。
しかも、だいたい男性です。
もちろん、その人なりに事情はあるのでしょう。
仕事がしんどいのかもしれない。
うまくいっていないことがあるのかもしれない。
気分が沈む日だって、誰にでもあります。
でも、初対面でそこまで分かるくらい顔に出てしまっているのは、やはり少し問題です。
こちらは今日、初めて会ったのです。
せめて最初くらい、もう少し笑えばいいのに、と思うことがあります。
顔つきには、その人の今が出る
よく「顔は嘘をつかない」と言います。
私は、これはかなり本当だと思っています。
もちろん、顔立ちの良し悪しの話ではありません。
美男美女かどうか、そんなことではないのです。
その人が、日々どんな気持ちで過ごしているのか。
どんな姿勢で仕事をしているのか。
周りの人にどう接してきたのか。
そういうものは、少しずつ表情や目つき、言葉の端々ににじみ出ます。
機嫌よく生きている人は、やはり顔がやわらかい。
逆に、ずっと不満を抱えている人、誰かのせいにしてばかりいる人、いつも何かに怒っている人は、はっきり言って顔に出ます。
運が悪いとか、ついていないとか、落ち込んでいるとか。
そういう時期は誰にでもあります。
でも、その状態を長く放置している人は、だんだん人相まで荒れてくる。
これは綺麗ごとではなく、かなり現実だと思います。
境遇や環境のせいばかりにしてはいけない
うまくいかない時期を、全部その人の責任だと言うつもりはありません。
世の中、理不尽なことはあります。
頑張っても報われない時期もあります。
ただ、それをずっと境遇や環境のせいにしていると、顔つきまで他責になります。
不満、妬み、あきらめ。
そういうものを毎日まとっていたら、当然ですが雰囲気は濁っていきます。
お天道様はちゃんと見ている、という言い方がありますが、あれは案外その通りだと思います。
日々の考え方や態度は、ごまかせません。
いずれ、表情に出ます。
自分だって、いい顔ばかりしているわけではない
もちろん、私自身も落ち込むことはあります。
元気が出ない日もあります。
ビジネスでもプライベートでも、腹が立つことはある。
理不尽なことをされたら、黙って飲み込むタイプでもありません。
売られたケンカは買うこともあります。
火の粉が飛んできたら払いますし、必要なら徹底的にやることもあります。
そんなとき、自分がいい顔をしているかと言えば、していないと思います。
たぶん、かなり嫌な顔をしているはずです。
でも、だからこそ思うのです。
そういう瞬間があるのは仕方ない。
ただ、それを“通常運転”にしてしまったら終わりです。
怒っている顔、すねている顔、誰かを見下している顔。
そういうものが定着すると、人はどんどん近寄りがたくなります。
人の足を引っ張る人は、顔まで貧しくなる
これはかなりはっきり言ってしまいますが、
人の足を引っ張ることばかり考えている人、
悪意を持って人に接する人、
陰で人を腐すことが習慣になっている人は、
やはり顔つきまで卑屈になっていきます。
どれだけうまいことを言っても、
どれだけ肩書きを並べても、
そういうものは隠しきれません。
逆に、日常が楽なことばかりではなくても、
しんどい中でも人に礼を尽くす人、
できるだけ笑顔で接しようとする人、
相手に敬意を払える人は、年月とともにいい顔になっていきます。
これは精神論ではなく、積み重ねの話です。
人柄は、習慣です。
そして習慣は、表情に出ます。
交流会では肩書きより先に“人相”が見られている
交流会では、何をしている人かも大事です。
どんなサービスを扱っているかも大事です。
実績や肩書きが役立つ場面もあります。
でも実際には、その前に見られているものがあります。
それは、表情です。
空気感です。
話しかけやすさです。
この人、なんだか感じがいいな。
この人、ちゃんとしていそうだな。
この人、変なトゲがないな。
そう思ってもらえるかどうか。
逆に、どれだけ立派なことを言っていても、
顔がずっと不機嫌、目が死んでいる、受け答えに棘がある。
これでは、正直なところ仕事にはつながりにくいです。
交流会は、商品説明会ではありません。
人と人が会う場所です。
だからこそ、何を話すか以前に、どんな顔でそこに立っているかが大事なのです。
まず整えるべきは、営業トークより表情かもしれない
交流会で成果が出ない人の中には、話し方や営業トークばかり気にしている方もいます。
もちろん、それも大切です。
でもその前に、
自分はどんな顔で人に会っているのか。
どんな空気を出しているのか。
そこを見直した方が早いこともあります。
いつも不満げな人。
誰かを値踏みするような顔をしている人。
余裕のなさをそのまま出している人。
そういう人と、また会いたいと思うでしょうか。
交流会で選ばれるのは、完璧な人ではありません。
一緒に話したいと思える人です。
また会ってもいいと思える人です。
最後に残るのは、その人の表情
交流会では、名刺の情報よりも、その人の印象が残ります。
何をしている人だったかは忘れても、
感じのよかった人、なんだか怖かった人、話しやすかった人。
そういう記憶は意外と残るものです。
人柄は、結局、顔に出ます。
そしてその顔は、毎日の考え方と生き方でつくられていきます。
しんどい日があるのは当たり前です。
腹が立つこともあるでしょう。
でも、それをずっと顔に貼りつけたままで、人に選ばれたいは通りません。
交流会は、人に会う場所です。
だからこそ、まず見直すべきは名刺のデザインでも営業トークでもなく、
自分の表情と、人への向き合い方なのかもしれません。