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AIを毛嫌いしていたプログラマーが、初めてAIを触ってみた

初めまして、OSAKA Plusメンバーの大西と申します。
フリーランスエンジニアの傍ら、プログラミング講師として約20年活動しております。

今回は、私のようなおじさんプログラマーが、流行の生成AIに触れてみた感想をレポートします。

なぜ私はAIに興味がなかったのか

私はChatGPTなどの生成AIに触れていませんでしたが、昔から音声認識AIの開発に携わっており、AIの知識自体はある程度持っていました。
そのため、AIの限界も感じており、生成AIにはあまり興味を持てませんでした。
ある程度の会話ができたり、それらしい画像が作れたりする、といった印象でした。

きっかけ1 「AIを授業に取り入れてくれ」と頼まれる

プログラミング講師をしていると、受講生からリクエストを受けることがあります。
ある時「AIを使ってプログラミングのサポートができないか?」との要望がありました。

当時の私は、生成AIについての知見もなく、そもそも生成AIはプログラマーが使うものではないと感じており、授業で生成AIを採用する事には消極的でした。

使えるとしても、チャットでプログラミングに関する質問をする程度のイメージでした。

きっかけ2 仕事で「人間がプログラムを書くな」と言われる

一つ目のきっかけと同時期に、ある企業から引き受けた仕事で「今回のプロジェクトはAIでのコード生成を前提とします」と言われました。
AIの性能を確認するためにも、人間がプログラムを書かず、全てAIに書かせてみようという、挑戦的な仕事でした。

ここで私は、初めて「Claude Code」を触りました。
※ この時の衝撃は、長くIT業界に関わってきた中でも、かなり上位に入ります

WEB上でChatGPTのように使う「Claude」と、プログラム開発に特化した「Claude Code」は少し違っており、
「AIと会話する」と言うよりも「指示に従ってプログラムを作る」イメージです。
※ Claude Codeも会話はできますが、「自分の代わりに作ってくれるプログラマー」のような存在です

一般的なプログラム開発では、実際にプログラミングする前に「設計書」を書きます。
本来は、プログラマーが設計書を見て、プログラムを書いていきます。

Claude Codeは、その設計書を読み解き、プログラム自体を全部書いてしまいます。

もし、書かれたプログラムが粗末なものであったなら、私は今でもAIを毛嫌いしていたと思います。

しかし、実際に書かれたプログラムを見ると、優に初心者の域を超える、洗練されたプログラムでした。
私は講師として、受講生が書いた、たくさんのプログラムを添削してきました。
その目で見ても、直すべきところがとても少なかったのです。

AIを触りまくる毎日

それから、プライベートでも、Claude Codeでアプリを作ることが当たり前になりました。
全自動とはいきませんが、開発スピードが5倍程度になった感触があります。

これまでの開発では、問題が起きたときの調査(玉石混淆のWEB情報から、必要な情報を得る作業)に時間を取られていました。
Claude Codeによって、「ネットで検索してサイトを確認する」作業が激減するため、大幅な時間短縮に繋がっていると思います。

ただ、どの生成AIにも言えることだと思いますが、適当な指示では望むものは得られません。
「望むものを得るために、どのように指示すれば良いのか?」が、これからのAI活用において、重要なテーマになってくると感じています。

これからのプログラマー像

Claude Codeが生成したプログラムを見て、感動と同じぐらい、焦りと空しさがありました。
よく言われている「AIに仕事を奪われる」という状況を目の当たりにした感じでしょうか。
自分が数十年かけて学んできた知識が、価値のないものに見えてしまいました。

しかし、1つの気づきがありました。

なぜ私がClaude Codeを脅威に感じたのか。
それは、私自身がClaude Codeの出した結果を評価できたからだと思います。
全くの初心者であれば、Claude Codeが何を生成しているのかも分からず、暗号文のように見えるはずです。

ここに、これからのプログラマー像が見えた気がしました。

単純にプログラムを書くだけであれば、Claude Codeの方が効率が良いでしょう。
ただ、Claude Codeも完璧ではなく、人間が評価し、判断すべき局面は必ずあります。
今よりも、プログラミング言語の特性や設計手法を熟知し、Claude Codeを「評価できる」エンジニアが求められるのではないでしょうか?

そう考えると、これからのプログラミング教育も大きく変わると思います。
私の授業でも、積極的に生成AIを取り入れる方針に転換しました。

私自身、生成AIに触れて間もない駆け出しです。
まだまだ考えも整理できておらず、試行錯誤の毎日です。

AI時代とプログラミング教育については、
また別の機会に詳しくお話できればと思います。

そして、もしかしたら
この文章もClaude Codeが生成したものかもしれません。

大西 智持(おおにし ともじ)さんの連載

  1. 第1回 近日公開
  2. 第2回 近日公開
  3. 第3回 近日公開
  4. 第4回 近日公開
  5. 第5回 近日公開
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この記事を書いたメンバー

大西 智持(おおにし ともじ)
株式会社 大成情報技術 フリーランスエンジニア , プログラミング講師
大阪

システム開発事業 , IT教育事業

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